牧師便り

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聖書が語る健康メッセージ 医学博士・米国公衆衛生学博士 水上 治
生命は神が創造した

健康を考えるときにまず生命を考える必要があります。健康の基本は生命だからです。

自分自身が宇宙にたった一つの生命体であるのにもかかわらず、「生命とは何か」という問いに正確に答えられる人はいません。自分という生命体は複雑過ぎてとても答えられませんし、たった1個の細胞でさえ、ほとんど何もわかつていないと言っていいでしょう。今日の驚異的な科学の発展にもかかわらず、生命は本質的にごく一部しか解明されていないという、この厳しい事実をきちんと認識する必要があります。今科学者がしているのは、細胞の遺伝子などをいじっているだけです。1個の細胞を創造することでも、人間は永遠に絶対にできません。

聖書は、全知全能の神が存在し、

「神は天地を創造された。」
(創世記1:1)

「神は植物、動物を創造された。」
(創世記1:11、20)

「神は人を創造された。」
(創世記1:27)

「いのちの息は私(神)がつくった。」
(イザヤ書57:16 口語語訳)

と言っています。

このように生命の創造主は神であると、聖書にはっきり書かれています。しかし多くの人が信じている進化論では、長い時間がかかってこの地球に生命が偶然に自然発生したといいます。後で論じるように、筆者は創造論が正しいと確信しています。科学的に見ても進化論には無理があります。生論は生命からのみ生じます。

生命の起源が神にあるのであれば、神が真の著者である聖書が示す「健康メッセージ」を傾聴すべきです。もしこの健康メッセージに間違いが一つでもあれば、聖書がインチキな書になりますが、はたしてどうでしょうか。人間が神によって創造されたのであれば、健康の秘訣は神がすべてご存じです。健康になりたいなら誰でも聖書をひも解き、健康の源なる神の御心を知る必要があるのです。


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