神にかたどって創造された。
男と女に創造された。
今から160年程前、教会の指導者で教育家であったエレン・グールド・ホワイトは多くの本や手紙を書きました。その中の1冊に「クリスチャンの奉仕」があります。その6ページにこの様な事が書いてあります。
「一人一人にはそれぞれ大切な神様からの役割があります。自分の他誰も代わりをつとめることはできません。ですから、それを知らないふりをしたり、おろそかにしてはいけません。そして、その役割を果たすことは、あなたとまわりの人たちを幸福にします。」
ジグソーパズルのそれぞれピースはよく似ています。しかし、どこにはめても良い訳でははありません。はめられるのは一カ所だけです。そして、この一つでも失われてしまったら完成しません。神様にとって、私たちは一人でも失われたり、滅びてはいけないかけがえのない大切な存在なのです。
聖書の言葉によりますと
神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
とあります。
私たちの心の中には「罪」があります。この「罪」は、いくら拭いても落ちない汚れのようなものです。削ってもとれない錆のようなものです。放っておくと心いっぱいに広がり、心の健康を奪い、ついには命を奪い取ってしまうのです。
聖書には「罪が支払う報酬は死です。」(新約聖書ローマの信徒への手紙6章23節)と書かれています。この恐ろしい「死」を私たちは自分の力で無くすことはできません。ですから、イエス様が無くしてくださるんです。どのようにしてでしょう?。それは、「罪」の支払う報酬をイエス様が肩代わりして下さることによってです。私の代わりにイエス様が罪の罰を受けて死んで下さったと言うことです。私たちが受けなくてはいけないのに、「あなたが大好きだから、心から愛しているから、あなたの代わりに私が命を捨てます。」とイエス様が十字架で死んで下さったんです。
先述した聖書の言葉の後の部分にこう書かれています。
しかし、神の賜物は、私たちの主イエス・キリストによる永遠の命です。