牧師便り

元気の出る言葉  :  山口 豊 牧師

元気の出る言葉を書きます、といって道端ではがきサイズの紙に詩のような言葉を書いてお金をもらっている人を見たことはないでしょうか。全国的にどこにでもいらっしゃるということは、それだけお金を払ってでも元気の出る言葉を欲しがっている方がたくさんいることを表しているのかもしれません。

わたしたちが聖書の中から、元気の出る言葉がほしいと聞いてくる方もいらっしゃいます。聖畫中には、「箴言」(しんげん) という個所があり、 そこには人生に役立つ格言がたくさん書いてあります。私は箴言という言葉の意味を知らずに使っていましたか、中国語でも同じ様に表して、その意味は、教訓だとか格言だそうです。

たとえば、次のような言葉があります。

「自分の口を警戒するものは命を守る。いたずらに唇を開<ものは減びる。」

箴言13:3

わたしたちは、自分の口から出る言菓で後悔することがたくさんあります。

「父に聞き従え、生みの親である父に。母が年老いても侮ってはならない」

箴言23:22

元気の出る言葉両親に優しくしなさいということで、どこの国でも通じるよい言葉です。

この箴言は、どこの文化でも共通するような道徳的なよいことが書いてあり、非常に役に立ちます。元気の出る言葉としても役に立つかもしれません。

しかし、わたしたちは聖畫がただの自己啓発や、元気のでる言葉集として読んでいるわけではありません。聖書は神様の霊感を受けて多くの著者が書いたもので、その中心は神の言葉です。箴言はただの格言集ではなく、本物の知恵について書いてあります。

「主を畏れることは知恵の初め。無知なものは知恵をも諭しをも侮る。」

箴言1:7

先ほど挙げた格言も、本当に知悪から出たものであるのでただの格言よりも深く考えることができます。全ての知恵と知識の源である、神様の言葉が聖畫の言葉です。

本物の知恵は、わたしたちを救い、永遠の命を与えたいと思っている神様の思いです。聖畫はただの元気がでる言葉ではなく、命があふれる言葉です。ぜひ、教会でこの命があふれる言葉についてお聞きください。聖畫の中にはそれがたくらんあります。