牧師便り

罪の世を照らす神の言葉  :  久保 司 牧師

「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。」

旧約聖書詩編119編105節)

私の趣味の一つにオートバイがあります。今乗っているのは13年前に作られた650CCの排気量を持つオフロードバイクです。高校1年生の時に免許を取ってから32年間、何台かのオートバイを乗り継ぎながらツーリングを楽しんでいます。

学生の頃、北海道を旅しているときでした。250CCのオフロードバイクにテントや寝袋など山積みの荷物を載せて、未舗装の道を砂煙を上げながら走っていたときでした。

道に迷ってしまったので、今どこにいるか確かめようとしました。しかし、地図が見あたりません。すぐに見られるようにと荷物の一番上に挟んであったのが災いして、どこか途中で落としてしまったのです。周りには民家も標識もなく、今自分はどこにいるのか解らずに、広い大地の真ん中で夕焼け空を見上げながら途方に暮れてしまいました。

私たちの人生の中で、自分を見失ってしまったり、迷ってしまったり、どうすればいいか行き詰まってしまった経験はなかったでしょうか?

そんな時、あなたはいったい何を基準にして、そうしたことを解決してゆくのでしょうか?

私たちの人生という旅路には、それを導くための地図が必要です。

皆さんは、そんな人生の地図をお持ちでしょうか?尊敬する人物、自分の経験や知識、人生についてのノウハウが語られる本や後援会、インターネットやテレビ、ラジオなどを通しての莫大な量の情報など・・・

確かに人生のガイドブックとなりうるものがたくさんありますが、そんな中から確かなものを探し出すことは至難のわざとも言えるのではないでしょうか?

私の目の前に一冊の聖書があります。私にとって、聖書は決して手放すことのできない大切な人生のガイドブックです。私は迷うことなく、この聖書をお勧めします。

「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。」

旧約聖書詩編119編105節)

 

「あなたのみ言葉」とありますが、「あなた」とは「神様」、「御言葉」とは「聖書」を意味しています。

聖書は1600年かけて、約40名以上の人々の手に委ねられて書かれました。つまり、長い歴史を通して神様が先人たちを通して与えられた人生行路を進むための知恵に溢れています。
この聖書は、私たちにとって、大海原を航海する船が自分たちのいる位置を確認し、目的地に迷わず進んでいくためのコンパスや夜空に光る北極星のような役割をします。(次号に続く)