久保 司 牧師

イエス・キリストの生涯8 ~十字架の希望「再臨」~  :  久保 司 牧師
 

以上すべてを証しする方が、言われる。
『然り、わたしはすぐに来る。
アーメン、主イエスよ、来てください。
主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。』

新約聖書・ヨハネの黙示録22章20-21節(新共同訳)

イエス様の地上における生涯について、今回最後の希望についてお伝えしましょう。
天国ではイエス様が罪に勝利し帰ってくるのを待っていました。おびただしい数の天使たちが、栄光の王として罪に勝利されたイエス様を天まで護衛するために地上にやってきました。
イエス様は、弟子たちを祝福されると、彼らから離れて天へ上げられ、雲に迎えられて、その姿が見えなくなりました。その姿をじっと追い続ける弟子たちの傍らに天使が立ち、彼らに語りかけました。
新約聖書使徒言行録1章11節にその時の言葉が書かれています。

 

『ガリラヤの人たち、なぜ天を見上げて立っているのか。
あなたがたから離れて天に上げられたイエスは、天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる。』

新約聖書使徒言行録1章11節(新共同訳)

祈り

イエス様は、私たちを常に愛し、導いてくださいます。
私たちが人生の旅路を歩むとき、その道に迷うことがないように、多くの模範を残していってくださいました。
家庭の中で・・・ 子どもたちに・・・ そして、全ての人をイエス様は、真の平和へと導いてゆきたいと望んでおられます。
イエス・キリストは羊飼い、私たちはその牧の羊とたとえられています。道に迷い、さまよう私たちをイエス様は捜し求め、手を差しのべてくださるのです。
私たちが、その差し出された手を喜んで求め掴むか、拒むかは私たちに委ねられています。
あなたはどうされますか?
イエス様は、今もなお私たちのために働きかけてくださっています。
弱いものに力を、病をもつものに癒しを、迷うものに導きを・・・
私たちの人生における最高のアドバイザー。それが聖書に紹介されているイエス・キリストなのです。
私たちの悩み、悲しみ、苦しみの全ての解決方法をイエス・キリストはご存じです。

イエス・キリストは今、あなたの心の扉をたたいています。
あなたがその扉を開いてくれるのを待っておられるのです。