島田 隼人 牧師

クリスマスの喜び  :  島田 隼人 牧師

クリスマスが近づいてきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。この時期になると、街のさまざまなところからクリスマスソングが聞こえてきます。クリスマスソングは、多くの人の心に喜びと安らぎを与えると言いますが、皆さんはどうでしょうか?

さて、数年前、アメリカのあるラジオ曲がある実験をしたそうです。その実験とは、暑い真夏の日に、クリスマスソングを数分間にわたって流してみるということです。季節に合わないクリスマスソングがラジオから流れ、多くの人が季節外れのクリスマスソングを聴くことになりました。

すると、ラジオを聴いた人たちから電話がかかってきたそうです。季節外れの曲を流したことへのクレームかと思えば、感謝と喜びの電話だったというのです。「暑くてイライラしていたけど、クリスマスソングを聴いて心が落ち着いた」、「心がワクワクした」などの声が届いたのです。

私が以前働いていた職場では、クリスマスの時期になると、クリスマスソングがずっと流れていました。そして、その時期の職場の雰囲気は、とても良かったことを覚えています。働いている一人一人の心がどこか平安と喜びで満たされているようでした。

クリスマスといえばイエスキリストの誕生をお祝いすることで知られています。そして、クリスマスはクリスチャンのためだけの季節ではなく、すべての人が味わう祝福の季節なのです。

聖書の神様はすべての人を招いています。そして、一人一人に喜びと平安を与えたいと望んでいるのです。クリスマスの時期になるとよく読まれる聖書の箇所として新約聖書ルカによる福音書2章10〜11節があります。

 

恐るれな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダピデの町で、あなたがのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。

新約聖書ルカによる福音書2章10〜11節(新共同訳)

「恐るれな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダピデの町で、あなたがのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」

2023年も残りわずかになってきました。疲れている方、また、様々な重荷を負って生きている方もいるのではないでしようか。クリスマスの時期、街に流れるクリスマスソングの中にイエス・キリストを見つけてみてはどうでしょうか。皆さんの心が大きな喜びと平安で満たされるクリスマスとなりますようにお祈りいたします。

教会のプログラムにも是非お気軽においでください!

メリー・クリスマス!