島田 隼人 牧師

互いに愛し合う  :  島田 隼人 牧師

小学生の頃、親戚のおばさんと一緒にショッピングセンターに行った時のことです。おばさんは、お小遣いとして私に千円くれたのです。千円という大金に、私の心は驚きと喜びで満たされました。
さあ、千円もあるぞ!何をしよう.・・・
まず自動販売機に行って缶ジュース(確かファンタグレープ)を買って飲んだことを覚えています。
その後、ゲームセンターへ行き、自分の好きなゲームで遊び、楽しいひと時は終わりました。
おばさんにいただいたお金を、全て自分のために使い、お金はあっという間に無くなったのです。

聖書には富に対する教え、つまりお金に関する教えが沢山書かれています。
神様は私たちに富を委託されます。委託された富をどのように使うかは私たち一人ひとりに委ねられているのです。自分のためにだけに使うのか、、、それとも誰かのために使うのか、、、
これは富だけではなく、私たちに与えられている時間や才能なども全て含まれるのです。
神様は私たちに言います。
「あなたにこの富を与えるよ。この富を用いて周りを幸せにしてね!」
「あなたにこの才能を与えるよ。この才能を使って周りを元気づけてね!」
神様から委託されたものを用いて周りを幸せにすること!これこそ神様が人間に与えてくださった互いに愛し合う生き方なのです。

新約聖書ヨハネによる福音書13章34節にイエス・キリストの言葉が書かれています。

 

あなたがたに新しい捉を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。

新共同訳:ヨハネによる福音書13章34節

イエス・キリストは私たちを愛するがゆえに十字架で命を捧げてくださいました。
この愛を知った時に、私たちも互いに愛し合う生き方へと変えられるのです。

私たちを愛し、そして互いに愛し合うことを教えてくださったイエス・キリストの生涯を学んでみませんか。

ちょっとでも聖書に興味のある方、お気軽にお知らせください。