聖書の奇跡

進化論が怪しい理由5  :  聖書の奇跡

カンブリア紀爆発をどう説明するのか?

進化論では系統樹が提案され、進化に従い、古い地層から古い化石、新しい地層から新しい化石が出ることになっていますが、現実には、その逆の現象、すなわち古い地層から新しい化石、新しい地層から古い化石が発掘されることが頻繁に見られます。

進化論では、生命は少なくとも35億年前に発生したとされ、カンブリア紀は5億年ほど前に始まった地質年代で、節足動物・棘皮動物・脊索動物などが突然登場します。それまでの30億年間は単純な細胞状態なのに、なぜカンブリア紀という1億年もない短期間にほとんどすべての動物の原種が爆発的に出現した(カンブリア紀爆発と言う)のかが、最新の科学を持ってしても判りません。すなわちカンブリア紀にあまりに化石が集中しているのです。これは、進化論の唱える系統樹では説明しにくいのです。

しかし、かって地球規模の洪水が起きたと考えると、この説明が可能です。大洪水でまず三葉虫のような海底生物が洪水に巻き込まれ、死にます。これがカンブリア紀に該当します。次に巻き込まれるのが、水中を泳いでいる生物で、洪水による泥で鰓が詰まり呼吸不能で死にます(進化論のデボン紀に該当)。さらに大洪水で起こる地震や水蒸気爆発で木が根こそぎ倒れ土砂に巻き込まれ、石炭となります(進化論の石炭紀)。その次に水辺にいた生物のうち足が早いものが逃げ、捕まったものが化石となったと考えられます。動物の死骸が今の石油となりました。

この大洪水が聖書の言うノアの洪水であったと考えることは科学的に可能であり、私はこちらの方を信じます。